【良い物を長く】シャツの襟ぐりがすり切れた時の対処法

おはようございます^^
物多（ブッタ）な家のカオス収納を経て、2017年から過ごしやすいお家をめざして絶賛取組み中のmarimoです♪

おはよう^^のご挨拶に☆よろしくおねがいします♪
（ご挨拶いただけると、両手を上げて喜びます.笑）

シャツの襟がすり切れたら…

先日、旦那様からシャツの襟がすり切れたから直せる？
と相談がありました。

襟ぐりの部分がすり切れて薄くなっています。
薄く、というよりほぼ切れているんですけどね^^;

襟ぐりは肌に触れるので汚れもつきやすく、長年使うとすり切れることもあるようです。
比較的お裁縫が好きな私も

marimo

どうやって直すんだっけ？

…と検討もつきませんでした。

皆様なら大切なシャツの襟ぐりがすり切れたらどうされます？

我が家は、一旦ネットで調べてみる事にしました。
すると、結構出てくるんですよね。
いわゆる「服のリフォーム」みたいなホームページが＾＾

見てみると、わかりやすく説明しているページもあったので

marimo

やってみようか

…ということになりました。

とはいえ、軽く見積もっても90分以上はかかる作業、かつミシンを使う（もしくは手でまつり縫いする）のでまとまった時間が必要。
春のシャツなので春までに、、、と思いつつお正月休みを利用してお直しをしました。

今日はその手順について記事にしたいと思います。

襟のすり切れの対処法

どうやって直すの？

さて、写真の通りすり切れた襟。
ネットで調べる前に自分なりにどうやって直すんだろう…と考えていました。

シャツというと、高校の時の家庭科でブラウスを縫った記憶がありました。
確か襟は別パーツで繋げたはず、だから外せるのは外せるか。

すり切れた所を裏から縫い合わせるのかな？
など思いめぐらせました。

ネットで見た手順はだいたいどのページも一緒で。
しかも発想の転換というか私の中では斬新でした。
それは

marimo

襟を表裏ひっくり返して見えないようにする

というもの。
なるほど〜！です。
文章ではわかりにくいと思うので写真で説明しますね。

手順

大まかな手順は

です。
marimoは久々のお裁縫、かつ大切なシャツなのできれいに仕上げたくて2時間ちょいかかりました^^;

では、手順を説明します。

襟をはずす

まずはリッパーなどを使って襟を外します。

生地を切ってしまわないように丁寧に…

marimoはこの作業で40分費やしました^^;
とても縫製が丁寧なシャツだったので、返し縫いもしっかり。二重に縫われているところもあり、その分、外すのにかなり手間取ってしまいました。

でも、襟がパカっと外れると気持ちいい＾＾

こんな風にキレイに分解されます♪

リッパーで切った糸くずや生地の裁断部の糸は丁寧にとっておきます。
そのまま縫うと糸がピロピロ出て格好悪いです＾＾；

襟をひっくり返す

襟をひっくり返す、と表現しても色々なひっくり返し方がありますよね。
裏向けるといっても生地を裏側にするのか、、、ともなります。

「ひっくり返す」は

くるりと裏向けにする、ということ。
つまりすり切れた部分は裏側に回ります。

襟は折り曲げるので、裏側は見えませんもんね。
なるほど！です。

こちらはひっくり返した状態。
幅も変わらないのでそのまま繋がるんです。

もうひと手間かけるなら、すり切れた部分を裏側から接着芯で付け直します。
marimoもしようと思いましたが元々あった接着芯がしっかりついていて剥がすと余計に布が傷みそうだったのでやめました。
表側から補修布を付ける方法もあります。
今回はしっかりと接着が付いていたのでそのまま何もしないことにしました。

縫い合わせる

ひっくり返したら元の状態に縫い直します。
襟ぐりは若干カーブしていますし、縫い代も少ないのでミシン縫いの手前は丁寧に。

まずは待ち針。

身頃（本体）の中心と襟の中心を合わせて待ち針をうちます。

その次は両端。
そこから真ん中、真ん中、と待ち針を打ちます。
なるべくたるみが無いようにしないと縫い合わせにくいので気をつけましょう。

待ち針が打てたらしつけ縫い。
marimoは普段しつけ縫いをしません。
待ち針から一気にミシン派。

この待ち針からしつけ縫いをしてミシンという丁寧さはお裁縫特有だなと思っています。
いつもは時短優先ですが、今回は丁寧優先なのでしっかりと手順をふみました。

（ただ、しつけ糸を持っていないのでミシン糸で悪しからず、です）

しつけまで出来たら一気にミシンがけです。
裏表両方を少ない縫い代の中で縫い合わせるので、しつけをしていても緊張します。
ミシンだと知らない間に裏側が縫い代から外れていた、ということもあります。
心配な方は手縫いを。
手縫いの場合は表面、裏面をそれぞれ別々にまつり縫いします。

しつけ糸の○mm、と決めて縫っていきます。

しっかりとまるように5mmほどあけてもう一度縫いました。

これで縫い上がりです＾＾

うん、何事も無かったかのよう♪

仕上げ

縫い上がったら、しつけ糸を外して糸くずをとってアイロン掛けを。

これで完成〜☆

キレイに仕上がりました＾＾

大切な物を長く使う

今回はすり切れた襟ぐりを直しました。
襟ぐり以外はとてもキレイな状態でした。

これが、プチプラショップで自分で買った服であれば「買い直そう」と手放していたと思います。
旦那様も思い入れがあったようで、もう少し着たいと言ってくれたので直そうと思いました。

また、買ったばかりの時のように戻りました。
次、すり切れるまで使ったら、もうシャツも本望ですね＾＾

今は寒いので出番は春。
暖かくなったころにまた活躍してもらおうと思います♪

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